会長挨拶
会長 佐藤 邦裕
日立港ロータリークラブ2021-22年度、第45代会長を務めさせていただくことになりました。
力不足でありますが皆様のご協力をいただき、これからの1年間よろしくお願いいたします。
昨年の年初より続く新型コロナウィルス感染防止対策の影響により、会員の皆様におかれましても、何か今までとは違うロータリー活動、日常生活、経済活動など様々な取り組みに苦慮されていることと思います。
そのような中、ワクチン接種も始まっており、年内には収束に向かうものと願いつつ安全を考慮してロータリークラブ活動を進めて参りたいと思っております。
本年度、当クラブにおいては、例年の活動にプラスして、大きな二つのプロジェクト、インターシティミーティングと創立45周年記念事業が予定されております。
これらの事業は各実行委員長のもと、クラブ会員全員の協力により成功裏に遂行されることを願っております。
本年度、インドのシェカール・メータRI会長のテーマは「´SERVE TO CHANGE LIVES´奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために」と掲げています。
これは「誰かのために生きてこそ人生に価値がある」と提唱されています。
また第2820地区スローガン「″Think Globally , Act Locally″地球の未来を想い 地域社会に貢献しましょう」、地区目標は「持続可能な発展に資する奉仕活動の推進」と提唱されております。
これらをふまえて本年度活動をして参りましょう。
皆様のさらなるご協力をお願いいたします。
国際ロータリーとロータリー財団の年次目標
優先事項1:「より大きなインパクトをもたらす」の目標
- ポリオを根絶し、ロータリーの役割を強調する。
- 年次基金とポリオプラスへの寄付を増やしつつ、2025 年までに恒久基金を20 億2500万ドルまで成長させる。
- 以下の項目における測定可能なインパクトを向上させ、効果的にコミュニケーション する。
- クラブによる奉仕プロジェクト
- 地区補助金、グローバル補助金、大規模プログラム、ポリオプラス、ロータリー平和センター
- 人道的プロジェクトの世界的な実績を向上させるため、政府機関との機会も含め、新たなパートナーシップを築く。
- より大きなインパクトをもたらすため、プログラムを通じた活動に焦点を当てる。
優先事項2:「参加者の基盤を広げる」の目標
- 以下の方法で、ロータリーの会員数を130万人に増やす。
- 既存クラブへの新会員ならびにより多様な会員の入会を促すための行動喚起として、「Each One , Bring One(みんなが一人を入会させよう)」を強調する。
- 新クラブと革新的なクラブおよび参加者の参加経路を作り出すことにより、参加者の増加と多様化を図る。
- 理事、地域リーダー、地区会員増強委員長間の協力とアカウンタビリティを高める。
- ソーシャルメディアにさらなる焦点を当てることを含め、ロータリーのブランドとイメージを強化する。
優先事項3:「参加者の積極的なかかわりを促す」の目標
- テクノロジーを生かすことを強調し、インターアクトクラブ、ローターアクトクラブ、ロータリークラブの会員、その他のロータリー参加者の積極的かかわりを促す。
- すべての参加者、特にロータリークラブとローターアクトクラブの間の協力を増やす。
- 中核的価値観を積極的参加の中心に据える。
- ロータリー参加者間のビジネスのためのネットワークの機会を通じ、積極的参加を向上させる。
優先事項4:「適応力を高める」の目標
- 直接会う会合、研修、ファンドレイジング、奉仕プロジェクトを最適化するため、バーチャル技術の使用を支援・奨励する。
- ボランティアのリーダーシップ構成を見直し、責務とアカウンタビリティを向上させる。
- ガバナンスとサービスの提供における地域化を支援する。
地区スローガン
「″Think Giobally , Act Locally″
地球の未来に想い地域社会に貢献しましょう」
地区目標
「2820地区の持続可能な発展に資する奉仕かと同の推進」
具体的行動指針
1. ロータリーの新しい重点分野「環境の保全」の推進
- クラブの環境保全活動を支援
- 地域環境問題の理解を深める機会の提供
- ″ロータリー奉仕デー″に地球環境保全活動を実施
2. クラブをサポートする持続可能な地区運営体制の強化
- 会員増強 ●各クラブとも会員の純増を目指す
●若い会員や女性会員の積極的増強
- 地区ビジョン・行動計画のアップデート
- 会員増強(地区2000名の回復・各クラブ2名の純増)
- 新クラブ設立・学友会の支援(DEI声明の推進)
- 持続可能な地区委員会の編成
- リモート会議システムの構築によるロータリーイノベーションの加速
3. 質の高い奉仕活動の推進
- クラブセントラル活用を促進しRI会長賞受賞を支援・クラブ奉仕
- ロータリーを学び互いに成長する機会の提供・職業奉仕
- 持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献する奉仕活動の推進・国際奉仕
- 青少年への支援を推進(IAC・RAC・RYLA・EX)・青少年奉仕
4. 公共イメージと認知度の向上
- 地区ホームページ、茨城新聞ロータリー情報館、SNS、等各種メディアによる発信
- 2820地区ロータリービークルで全クラブ訪問10000キロ走破!
- 奉仕活動の学術的発信(国連・学会・ジャーナル)
5. ロータリー財団の活用と支援
- ポリオ根絶活動の推進(ロータリー章典40.010.)
- 地区補助金を活用した地域社会への貢献
- グローバル補助金を活用した国際社会への貢献
- 奨学生の支援(GG奨学金・冠名基金・平和フェローシップ)
- 公平性の高い財団寄付の推進(年次寄付130ドル・ポリオ20ドルの達成、ベネファクター各クラブ1名・PHF・PHS 70名・MD・AKSの推進)
6. 米山奨学会の支援
- (公財)米山記念奨学会委託事業を通じた2820地区内で学ぶ留学生の支援
- 米山寄付の推進(一人 25,000円以上 = 普通寄付 5,000 円+特別寄付 20,000 円)
クラブ目標
1. RIテーマ・地区目標に則り、奉仕活動の実践を図る。また、新たに環境問題について取り組む。
2. 組織的改革について、クラブ中期戦略会議を開催してクラブの強化と活性化に努める。
- 会員数の増加(若い会員、女性会員の促進)を図ると同時に脱会防止に努める。
- インターアクト・ローターアクトへの支援と交流の拡充を図る。
3. 「ロータリー賞」の獲得に向け、その必須項目を実践する。
4. 公共イメージの向上のため、ホームページのカスタマイズを行う。
5. 新型コロナウィルス対策として、ロータリー活動に際しては、政府および自治体の指導の下、新型コロナウィルスの感染拡大に十分配慮して会員スタッフおよび参加者の安全を最優先して実施する。
以上の活動目標のもと、ロータリーの奉仕の理念を掲げ、クラブ活動の充実化を図っていく所存でございます。
会員の皆様のご理解とご支援を賜り、クラブ発展のため努力してまいります。
皆様一年間どうぞよろしくお願い申し上げます。